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09月26日-03号

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  1. おおい町議会 2013-09-26
    09月26日-03号


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    平成25年 9月 定例会(第6回)平成25年第6回 おおい町議会定例会会議録召集年月日平成25年9月26日召集の場所おおい町議会議事堂開閉会時 及び宣告 出席及び 欠席議員 出席14名 欠席 0名 〇出席を示す △欠席を示す開会平成25年9月26日 午前9時30分議長中塚 寛閉会平成25年9月26日 午後12時4分議長中塚 寛議席 番号氏    名出欠 の別議席 番号氏    名出欠 の別1尾谷和枝〇8古石 實〇2松宮史知9小川宗一〇3森口精治〇10中塚 寛〇4猿橋啓一〇11新谷欣也〇5浜上雄一〇12松井榮治〇6今川直樹〇13中本 茂△7森内正美〇14猿橋 巧〇会議録署名議員14番猿橋 巧1番尾谷和枝職務のため議場に 出席した者の職氏名事務局長堀口敏秀書記岡 恭佳地方自治法 第121条により 説明のため出席 した者の職氏名町長時岡 忍なごみ保健課長地面地紀知地籍整備課長板谷則昭副町長時岡正晴農林水産 振興課長反田志郎教育長柿本 治商工観光
    振興課長中谷真一総務課長森下秀行建設課長村松憲暁企画課長清水鐘治生活環境課長吉田一弘税務課長飯田 隆電子情報課長国久康宏名田庄総合事務所 管理課長知原宗隆学校教育課長寺井義孝生涯学習課長斎藤忠雄住民福祉課長小西克信会計管理者三谷忠男議事日程別紙のとおり会議に付した事件別紙のとおり会議の経過別紙のとおり       平成25年第6回おおい町議会定例会議事日程(第3号)                     平成25年9月26日(木曜) 午前9時開議日程第1  会議録署名議員の指名日程第2  議案第66号  平成25年度おおい町一般会計補正予算(第3号)日程第3  認定第1号  平成24年度おおい町一般会計及び8特別会計歳入歳出決算の認定について日程第4議案第51号から日程第11議案第58号まで(8件)日程第4  議案第51号  平成25年度おおい町一般会計補正予算(第2号)日程第5  議案第52号  平成25年度おおい町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)日程第6  議案第53号  平成25年度おおい町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)日程第7  議案第54号  平成25年度おおい町国民健康保険診療事業特別会計補正予算(第2号)日程第8  議案第55号  平成25年度おおい町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第9  議案第56号  平成25年度おおい町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第10  議案第57号  平成25年度おおい町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第11  議案第58号  平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第12  議案第59号  中山間地域総合整備事業実施計画について日程第13  議案第60号  特定事業変更契約の締結について(おおい町複合型交流施設整備PFI事業)日程第14  議案第61号  工事請負契約の締結について(庁舎非常用自家発電機更新工事)日程第15  議案第62号  工事請負契約の締結について(道路改良工事(小堀線))日程第16  議案第63号  工事請負契約の締結について(橋梁維持補修工事(赤礁橋))日程第17  議案第64号  工事請負契約の締結について(過年発生公共土木施設災害復旧工事(小谷橋))日程第18  議案第65号  動産の取得について(保健・医療・福祉総合施設診療所等医療情報システム電子カルテ)機器) 日程第19陳情第第5号から日程第20陳情第6号まで(2件)日程第19  陳情第5号  森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書採択に関する陳情日程第20  陳情第6号  地方財政の充実・強化を求める意見書採択について日程第21  議員派遣報告および議員派遣       平成25年第6回おおい町議会定例会議事日程(第3号の追加1)                      平成25年9月26日(木曜) 午前9時開議追加日程第1 発委第4号から追加日程第3 発議第1号まで(3件)追加日程第1  発委第4号 「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書について追加日程第2  発委第5号  地方財政の充実・強化を求める意見書について追加日程第3  発議第1号  道州制導入に断固反対する意見書について            午前9時30分 開議 ○議長(中塚寛君) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中塚寛君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により議長において猿橋巧君、尾谷和枝君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第66号 平成25年度おおい町一般会計補正予算(第3号) ○議長(中塚寛君) 日程第2、議案第66号平成25年度おおい町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 時岡町長。 ◎町長(時岡忍君) 提案理由の説明に先立ち、一言お見舞いとお礼を申し上げます。 先般、日本各地を襲いました台風18号におきまして、若狭地域をはじめ、被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧を願っているところであります。 さて、本町におきましても記録的な降雨量であったにもかかわらず、甚大な災害に至らず、安堵しているところであります。 これもひとえに水防団、警察、消防、県等、関係機関の連携をはじめ、議員各位や地域の皆様の支えがあってのものと感謝している次第でございます。 今後も災害に強い地域づくりを目指し、防災面の強化を図る所存でございますので、よろしくお願いいたします。 それでは、ただいま議題に供していただきました議案第66号平成25年度おおい町一般会計補正予算(第3号)につきまして、その予算の概要を御説明申し上げます。 去る9月15日から16日にかけての台風18号に係る大雨による災害に、緊急に対処するための経費として2,537万8,000円を追加計上いたしたものであり、予算の総額はさきに提案させていただいております議案第51号一般会計補正予算(第2号)と合わせ、110億2,340万円となるものでございます。 歳出の主な内容といたしましては、第1表のとおり災害復旧費として農林業や土木施設等の各公共施設において、特に緊急度の高いものを中心に当座の災害復旧費として2,537万8,000円を追加計上いたしております。 次に、この歳出に見合います財源といたしましては、財政調整基金からの繰入金を計上し、歳入歳出の均衡を図っております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって提案理由の説明を終わります。 この際、暫時休憩いたします。            午前 9時34分 休憩            午前10時16分 再開 ○議長(中塚寛君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第2、議案第66号平成25年度おおい町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案に対する提案理由の説明は既に終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第66号平成25年度おおい町一般会計補正予算(第3号)を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前10時17分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 認定第1号 平成24年度おおい町一般会計及び8特別会計歳入歳入決算の認定について ○議長(中塚寛君) 日程第3、認定第1号平成24年度おおい町一般会計及び8特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員長森内正美君。 ◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました認定第1号平成24年度おおい町一般会計及び8特別会計歳入歳出決算の認定について、予算決算常任委員会における審査経過及び結果について御報告申し上げます。 この決算認定につきましては、去る9月4日、当予算決算常任委員会に付託され、9月17、18日の両日、辻代表監査委員より決算審査意見書を含め、監査報告を受けた後、提案理由の詳細説明を受け、質疑並びに意見聴取を通して、その妥当性を審査したものであります。 それでは、質疑、答弁の主なものについて御報告申し上げます。 質疑、財政調整基金に2億5,000万円の積み立てがあるが、決算では4億8,000万円程度の黒字があるので、基金へもっと積み立ててはどうか。答弁、地方財政法からも積み立てることは可能であるが、繰越明許費への充当分と25年度補正予算見込み分について繰り越しを行った。 質疑、地方債の償還は毎年あり、24年度では5億2,300万円余り元金償還をされているが、そのうち交付税措置で行われている金額は幾らになるのか。答弁、交付税の対象になっている額は4億1,003万4,000円である。 質疑、買い物代行事業の実績は登録者が22名で、延べ56回の利用があったが、決算額ではどうなるのか。答弁、社会福祉協議会買い物支援の人件費と事務費相当を委託料して支出しており、件数によって委託料を変動することにはなっていない。 質疑、株式会社名田庄きのこセンターの再稼働に伴い、未収となっている土地の賃借料の回収状況はどうなっているのか。答弁、貸付収入未済額は、現年分として110万8,402円、滞納繰越分として85万1,406円があるが、滞納繰越分については今年の5月30日に全額入金済みとなっている。また、現年分については8月以降に資金回収の見込みがある。 質疑、町税のうち、大規模償却資産税は幾らになっているのか。答弁、22億7,778万5,000円である。 質疑、以前から協議が重ねられている広域の火葬場について、どこまで話は進んでいるのか。答弁、6回程度の協議会が開催され、候補地等を出して協議しており、内容的には進んでいるが、公表できるところまでには至っていない。 質疑、正規職員と非正規職員の人数は。答弁、24年4月1日現在で、正規職員が185人、非正規職員が延べ245人である。 質疑、青戸クルージングの実績と決算額は。答弁、乗船者数は3,122人で、前年度より1,065人増加している。また、マリンワールドに対する観光船の補助金については2,346万5,525円で、前年度決算額より97万2,919円減額している。 質疑、ふるさと納税寄附金は何人から納められたものなのか、また納められた方への特典はあるのか。答弁、件数は7件あり、124万円となった。また、ふるさと納税を納められた方には町の特産品等を詰め合わせたものを送っている。 質疑、ふるさと納税を目に見える形で生かしていく方向を考えているか。答弁、本町では今のところ一般財源化し、いろんな形で幅広く使っていく考え方である。なお、今後大きな額の給付があった場合などは、趣旨を聞いた上で有効に活用していきたい。 質疑、町民センターは現在も雨漏りをしているが、補修に不備があるのでは。答弁、昭和60年の供用開始で、割れ目等から雨漏りが発生しており、その都度、ふぐあい箇所の対応をしてきたが、現在3カ年の改修を実施中で、来年度、全体的な雨漏りの改修を行う。 質疑、嶺南地域鉄道整備基金積立事業負担金で1,260万円の支出があるが、嶺南鉄道3点セットのうち、2つは完成しており、残っている快速鉄道への積み立てと考えてよいのか。また、その現在高は。答弁、小浜線の電化分と快速鉄道分として積み立てている。24年度末の積立額は合わせて26億9,000万円余りで、これは嶺南6市町が基金として積み立てている総額である。また、このほか県でも積み立てを行っている。 以上のほか質疑は各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、討論を行った結果、猿橋巧委員から反対討論がありました。 その要旨は、税や分担金、使用料等で滞納金があり、税の公平性から見逃すことはできず、その中で介護保険事業特別会計における保険料の大幅な値上げを行うこと等は反対である。更に、原子力関連に依存した財政運営の危険性とポスト原発に向けた企業誘致に特別な成果が見られないこと、こども家族館運営に関する県費投入がなされていないことや非正規職員の割合が高く、財政規模に応じた正規職員を配置すること、また県地方税滞納整理機構参加への反対、うみんぴあ大飯賑わい創出施設・みどりの広場の箱物行政が及ぼす町財政の不安や学校間競争が生まれる学力テスト参加への反対などがありました。 続いて、同議案に対して松宮史知委員より賛成討論がありました。 その要旨は、原子力関連の全歳入は昨年度からふえており、これは電源立地地域対策交付金においてみなし規定が適用された事実と核燃料税に関する税率アップに伴い、価格割と出力割の区分がなされ、定常的に税収が上がるように配慮された結果で、安定的な財源となるような努力の結果と言える。 また、各課の決算報告を見れば、23年度からの改善点等を意識して24年度の予算執行をしている点が読み取れ、更に人件費は総額が1億2,330万円と徐々に減少している点からも精度の高い予算編成と経常経費の削減努力がなされていると評価する。加えて、財政健全化4指数をはじめ、実質収支比率においても優良な健全性が証明されているとのものでした。 ほかに討論はなく、討論を終結、起立による採決を行った結果、認定第1号平成24年度おおい町一般会計及び8特別会計歳入歳出決算の認定については、賛成10、反対1の多数をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 認定第1号について、討論の通告がありますので発言を許します。 最初に、猿橋巧君。 ◆14番(猿橋巧君) 認定第1号平成24年度一般会計及び8特別会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論を行います。 まず、歳入の主なものを申し上げます。 一般会計と6特別会計において7,381万円の税滞納や分担金、使用料の滞納が生まれています。また、不納欠損で上げなければならない税収処理があります。毎年、一定の収納努力はなされておりますが、現年分、更に繰越分においては固定化が見られています。今日の社会経済状況から支払い能力に限界のある町民も発生しております。 このような時、税の減免制度の拡充策や国民健康保険税引き下げ等を行う必要があります。介護保険特別会計における保険料の28%もの引き上げ等はすべきではないと主張いたします。 次に、町税収入のうち、原子力関連の法人税と大規模償却資産税の減収などに見られるように、原発関連収入に依存する財政運営不安定要素を示す予算には、大きな問題があります。ポスト原発を本格的な取り組むことを財政的に求められておりますが、企業誘致等に何ら特別な成果が見られないことも町民の願いや期待に応えられていないと言わざるを得ないのであります。 次に、こども家族館の収入は1,137万円余りですが、それに見合う支出は8,533万円にも上り、町の持ち出し分は7,396万円です。平成23年度より141万円減じましたが、指定管理者制度の導入の利点は何ら見られず、県からの人件費等収入が24年度決算にも見られません。 歳出について申し上げます。 本町の正規職員は185名ですが、非正規職員、いわゆる賃金職員は延べ245名にもなります。行政改革方針をいまだに適用しながらも、本町の財政規模に見合う職員配置と不安定な職場環境での労働者管理のあり方は、是正しなければなりません。 次に、原子力関連に議会と行政で285万円の支出があり、PR予算や、特に日本原子力産業協会への13万円支出に見られるように、それらの支出方針は原子力推進行政に貫かれています。 福島原子力発電所事故後、2年を経過していますが、いまだに被害は収束していませんし、立地自治体の崩壊のありさまを見せています。原子力の安全神話の中を推進してきた結果を示すものであります。今こそ原子力からの撤退とそれにかわるエネルギー開発のため、本町も決断すべき時期に来ていると申し上げます。 次に、県地方税滞納整理機構負担金が11万9,000円支出されております。これらの機構の成立と運営に何ら法的な根拠はありません。町の独自の課税権を侵されるようなこの参加は、とめるべきであります。 次に、コミュニティーバスが平成24年度9月までで廃止になり、バス停撤去費が支出されています。交通弱者対策として導入され、集落の中での路線が確保されていましたが、路線バス運賃の改正で対応されていますが、将来の高齢化対策の交通対策の後退と言わざるを得ないのであります。 次に、決算では賑わい創出施設工事と備品購入に5億8,838万円、更にサッカー場を主としたみどりの広場整備工事に5億1,975万円の合計11億円に上る事業に支出されております。 原子力予算投入の道の駅とスポーツ施設の箱物行政が続いています。将来の財不安定の増大を招くもので、賛成すべきではありません。 次に、うみんぴあ大飯整備費に全体で3億5,157万円の支出があります。家屋等購入費維持管理運営サービスの合計を15年で支払うのは、合計で50億円です。建設費は6年、運営費等は11年先にまでなります。特に、11年先のホテル等のあり方に、町民誰もがその対策に不安を持つのもうなずけるものであります。 次に、名田庄三重にあったウッディーセンターの土地の買い上げ購入費に7,581万円支出されています。しかし、この費用が全ての土地ではなかったことが判明いたしました。本来、行政が用地を確保することは虫食い的な購入は本来あり得ず、この分野での行政手法のあり方に問題を残しています。 更に、議会に対する説明も不十分であったことを指摘しておきます。 次に、教育分野において申し上げます。 小・中学生に対する全国学力調査テストが実施され、本町も参加しています。静岡県では全国平均点以上だった校長名を公表いたしました。これらは学力テストそのものが点数により序列化し、教育の格差を広げるものであり、公表は学校間の競争をあおり立て、教育の現場を混乱させることにつながります。こういうことが全国に広がる危険性を持つものであり、これに参加すべきではないと主張するものであります。 最後に、介護保険事業特別会計において、平成24年度より保険料が1,000円引き上げられ、実に28%の値上げが行われました。大幅な引き上げは、町民負担の増大を招くものであり、反対を述べておきます。 以上、歳入歳出の反対をする主なものを申し上げまして、認定第1号平成24年度決算に対する反対討論といたします。 ○議長(中塚寛君) 次に、松宮史知君。 松宮君。 ◆2番(松宮史知君) ただいま議題になっております認定第1号平成24年度おおい町一般会計及び8特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。 決算審議においては、議決された予算について、その趣旨と目的に沿った効率的な執行がなされ、どのような効果があったかを精査することによって、今後の行財政運営に資することが目的と考えます。 具体的には、歳入について原子力関連予算の全歳入は約67億円と23年度から9億円もふえております。これは電源立地地域対策交付金においてみなし規定が適用された事実と核燃料税に関する税率アップに伴い、価格割と出力割の区分がなされ、定常的に税収が上がるように配慮された結果であり、安定的な財源とみなされるような努力の結果と言えます。 歳入確保の努力ということについて考えてみると、24年度の収入未済は一般会計で総額3億9,984万円、特別会計で2,070万円でありますが、国庫支出金及び県支出金の繰越分に関するものを差し引けば、その額は7,364万円と昨年度から500万円近く減少しております。 また、歳出に関しては各課による決算報告を見れば、23年度の決算時からの改善点等を意識して24年度予算執行をしている点を読み取ることができます。このことは予算現額に対する歳出決算額が93.8%と23年度より向上している点、更に人件費は総額が1億2,330万円と徐々に減少している点からも明らかで、精度の高い予算編成と経常経費の削減努力がなされたものと評価するものです。 更に、財政健全化4指数をはじめ、実質収支比率においても優良な健全性が証明されています。 ただ一つ、経常収支比率が84.3%と前年度から4.6%悪化しています。これは法人町民税地方特例交付金の減少によるものです。ここで、町の高齢化比率や他の市町村の平均的数値を勘案すれば、良好な数字であると判断できます。 ここで各施策の内容について触れますと、こども家族館に係る経費と収入の問題ですが、この施設はうみんぴあ地区の集客の大きな柱であり、総合計画における交流人口の輪を形成する大きな要素の一つであります。したがって、これを一つ切り出して経費と収入でもってその存在価値を云々する話ではないと考えます。 次に、小・中学校学力診断テストですが、これはその目的を児童・生徒の学力の充実、向上を図るため、学力を把握、分析し、指導上の課題を明らかにするとともに、学校におけるきめ細やかな指導方法の工夫や改善の充実に役立てるためと聞いております。したがって、本町がこれに参加することは小・中学生の学力向上にとって大きなメリットになると考えております。 以上のような点から、平成24年度おおい町一般会計及び8特別会計歳入歳出決算は認定することが妥当と考えます。議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げて、賛成討論といたします。 ○議長(中塚寛君) ほかに討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより認定第1号平成24年度おおい町一般会計及び8特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定です。認定第1号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。            (認定 12-1 午前10時41分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4  議案第51号 平成25年度おおい町一般会計補正予算(第2号) △日程第5  議案第52号 平成25年度おおい町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) △日程第6  議案第53号 平成25年度おおい町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) △日程第7  議案第54号 平成25年度おおい町国民健康保険診療事業特別会計補正予算(2号) △日程第8  議案第55号 平成25年度おおい町介護保険事業特別会計補正予算(第1号) △日程第9  議案第56号 平成25年度おおい町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) △日程第10 議案第57号 平成25年度おおい町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) △日程第11 議案第58号 平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(中塚寛君) 日程第4、議案第51号平成25年度おおい町一般会計補正予算(第2号)から日程第11、議案第58号平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)までの8議案を一括議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員長森内正美君。 ◆7番(森内正美君) ただいま議題となりました議案第51号平成25年度おおい町一般会計補正予算(第2号)外7議案につきまして、予算決算常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この補正予算8議案は、去る9月4日の本会議におきまして提案理由の説明を受けた後、当予算決算常任委員会に付託され、同日、各所管課からの詳細説明と質疑応答を経て、討論、採決を行ったものであります。 補正予算の概要につきましては、町長から提案理由の説明がなされていますので省略いたします。 それでは、審査経過においてなされました質疑並びに答弁の主なものについて御報告いたします。 質疑、保育士等処遇改善臨時特例事業は、私立保育所に対して交付するものであるが、公立の現状と比較するとその差はどうなるのか。答弁、私立の現状は、正規保育士の平均年齢が35歳で、その給料については約20万円である。それと比較すると公立のほうが高い。 質疑、企業支援の植物工場型補助金は1事業主体当たりの事業費が3億円で、県が1億5,000万円、町が5,000万円の2億円補助となっているが、町の企業誘致支援制度と比較すると補助金額はどの程度の差が出るのか。答弁、町の補助率は25%で、事業費3億円で計算すると7,500万円となるが、県補助金が入らないため、県の補助を受けたほうが有利となる。 質疑、今回の学校施設の非構造部材耐震点検業務は国の補助を受けていないが、耐震対策工事では国庫補助金を充当する考えか。答弁、整備時期等を踏まえ、学校施設環境改善交付金を利用するのか、他の原子力発電所関係の交付金等を利用するのか、検討していきたい。 質疑、企業的園芸参入支援事業の植物工場建設予定地は名田庄西谷地係だが、豪雪地帯であり、ハウス等の施設に影響が出るが、なぜここを選択されたのか。答弁、企業の参入について県から紹介があり、企業側が幾つかの候補地の中から選択された。また、雪の問題についても情報を仕入れ、雪に耐える建物で進められている。 質疑、植物工場の製品はどこに出荷するのか、地元での販売はあるのか。答弁、事業計画での販売先は関西圏の外食産業となっている。 質疑、学校の耐震化について、おおい町は県内で一番耐震化が進んでいないと報道されていたが、今回の耐震化対策で改善されるのか。答弁、今回の耐震は非構造物の耐震であり、報道されている建物本体の耐震化とは別である。なお、建物本体の耐震化率は、今年度の本郷小学校が終了すると87.5%、来年度予定している大飯中学校体育館等の補強工事が終わると100%になる予定である。 質疑、行政財産の土地使用料で172万3,000円の歳入があるが、この内容は。答弁、うみんぴあ大飯内の駐車場1万800平方メートルを大飯原子力発電所3、4号機の定期検査作業員の臨時駐車場として4カ月間貸し出し、使用料を徴収するものである。 質疑、介護基盤整備事業で県や消防署等との協議により、少人数の多機能施設でもスプリンクラーを設置することになったが、順次実施するのか。答弁、消防法により275平方メートルを超える施設にはスプリンクラーを設置する必要があるが、今回は消防法とは別に、県から新しい施設にはスプリンクラーを設置するよう指導を受けたことから設置するものである。また、既存施設では消防法の面積要件を超えるものはないが、県からは既存施設についてもスプリンクラーを設置するよう指導を受けている。しかし、県の補助事業では常時宿泊者がいることが規定となっており、今のところ常時宿泊者がいる状況ではないので、現在社会福祉協議会で協議をしている。 質疑、民間保育所の保育士処遇改善について、かつて全国的に福祉従事者の処遇改善が事業者に吸収されたことがあったが、町の査察体制等は十分か。答弁、実施状況の検証は県と協議し、十分なものにしたいと考えている。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、8議案を一括して討論を行った結果、議案第51号に対する反対討論が猿橋巧委員から行われました。 その要旨は、防災用備品購入費250万円の主な財源は、さきの議会で強行された一般職の職員の期末手当等を減額し、充当するもので、職員給与削減の問題点とあわせ、防災備品の購入に関しては国、県の補助や町の一般財源で実施すべきであり、その考え方に反対をする。また、うみんぴあ大飯整備事業費維持管理委託料679万2,000円の減額は、一見有利に見えるが、今後の消費税増税等により算定基準値は大きく乱高下し、委託先変更の不安材料もあり、町財政に不安定化を招くとのものでした。 続いて、同議案に対して松宮史知委員より賛成討論がありました。 その要旨は、今回の防災用備品購入費250万円については、さきの議会で議決された職員給与削減条例によるもので、これを否定することは役場職員による崇高な決断をないがしろにするものであり、意思を具現化するには、本議案を議決することによって達成される。また、うみんぴあ大飯整備事業費維持管理委託料の減額は、町に利益をもたらすものであり、この減額をあえて行わないことは町に不利益をもたらすもので背信行為であるとのものでした。 このほかに討論はなく、討論を終結、続いて採決を行った結果、議案第51号平成25年度おおい町一般会計補正予算(第2号)は、賛成10、反対1の起立多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 また、議案第52号平成25年度おおい町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)から議案第58号平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)までの7議案については、異議もなく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議案第51号について、討論の通告がありますので発言を許します。 最初に、猿橋巧君。 ◆14番(猿橋巧君) 議案第51号平成25年度一般会計補正予算(第2号)に対する反対討論を行います。 第1に、防災用備品購入費250万円の主な原資は、財政運営上、予算書はわかりにくいのでございますが、6月議会、議案第34号の町職員給与臨時特例条例制定による期末手当等の減額分237万円を充当するものであります。防災、減災事業への取り組みにより、地域経済への活性化を図るとした理由で強行されました。 本来、防災事業には国、県、町一般財源等を使う事業であります。地域経済の活性化とは反対に収入が減るのですから、かえって活性化にはならないばかりか、町内各業種の給与等に悪影響を与えるものであり、私は条例に対して反対を主張してまいりました。町職員の人件費を削減しておいて、災害対策の最前線に立てとは、町職員のモチベーションの低下を招くことは大きな矛盾をする予算対応と言わざるを得ません。 第2に、土木費うみんぴあ大飯整備事業等のうち、維持管理委託料がマイナス679万2,000円となり、3%の物価変動対応での原因であります。しかし、あと完納まで10年もある中で、今後の物価高による変動、金利の引き上げ等、経済の悪化が予測される中で、また消費税率の引き上げ等々、今後、町財政に与える悪影響は計算されていません。うみんぴあ大飯事業のホテル等のPFI事業契約の今後のあり方を考えると、これら全体事業に賛成はできません。 最後に、県費事業に対して本町の負担金が10%、5%と計上されています。過去に事務費の負担金が全廃される中で、高い率での町費負担の支出について、率あるいは廃止等を要求すべきと考えます。県事業は全体として予算が大きいため、負担金もそれにつけて多額になるのであります。 以上、補正予算に反対する理由を申し上げまして、私の議案第51号補正予算(第2号)への反対討論といたします。 ○議長(中塚寛君) 次に、松宮史知君。 松宮君。 ◆2番(松宮史知君) ただいま議題になっております議案第51号平成25年度一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場から討論を行います。 主な事業について申し上げます。 まずは、防災対策事業250万円です。これはこの原資がさきの議会で議決された議案第34号による職員給与削減条例によるものであり、その際に理事者、職員間において、その用途を防災目的に使用することで同意されたものです。今、これを否定することは、役場職員による崇高な決断をないがしろにするものであります。この議案第34号にかかわる意思を具現化することは、本議案を議決することのみによって達成されると考えます。 次に、うみんぴあ大飯事業における複合型交流施設管理業務委託料の減額変更です。これにより25年度上期から35年度下期までのサービス対価を物価変動に合わせ0.9559にするもので、1年当たり約679万円の減額となり、町に大きな利益をもたらすものです。その結果、契約終了までの減額総額は約7,400万円にも上ります。この減額を行わないことは、町に不利益をもたらすものです。また、この種の契約変更は、町と事業者が協議をして行う正規のものです。一方的なものではなく、何ら不安定をもたらすものではありません。 最後に、小・中学校校舎改修事業210万円です。これは昨今の地震で構造部材以外の耐震補強をしていないつり天井や内外装材、電気器具等が落下して被害を出していることに対して行うもので、可能な限り25年度中に完了する旨の通知が文科省からも出ており、子供達の安心・安全に欠かすことができない事業です。 以上、主なものを列挙いたしましたが、議案第51号平成25年度一般会計補正予算(第2号)は、町民の生活に密接に関連しており、本補正予算を速やかに成立させることが妥当と考えます。議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げて、賛成討論といたします。 ○議長(中塚寛君) ほかに討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) これで討論を終わります。 これより議案第51号平成25年度おおい町一般会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第51号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 12-1 午前10時58分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第52号平成25年度おおい町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第52号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前10時59分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第53号平成25年度おおい町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第53号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前10時59分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第54号平成25年度おおい町国民健康保険診療事業特別会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第54号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時00分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第55号平成25年度おおい町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第55号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時00分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第56号平成25年度おおい町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第56号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時01分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第57号平成25年度おおい町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第57号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時01分) ○議長(中塚寛君) 次に、議案第58号平成25年度おおい町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第58号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時02分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 議案第59号 中山間地域総合整備事業実施計画について ○議長(中塚寛君) 日程第12、議案第59号中山間地域総合整備事業実施計画についてを議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長小川宗一君。 ◆9番(小川宗一君) ただいま議題となりました議案第59号中山間地域総合整備事業実施計画についてにつきまして、産業建設常任委員会における審査経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る9月4日に当産業建設常任委員会に付託され、9月6日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、事業計画において防火水槽4カ所を計画されているが、本来町の防災事業として実施していくものではないのかという質疑がありました。これに対して、こういう補助事業がないと消防の単独経費として町の負担となるが、補助事業があり、採択を受けて実施できるのであれば、補助事業で行ったほうが町の負担も少なくなるという答弁がありました。 次に、防火水槽は消防と連携をとった上で計画をしているのかという質疑がありました。これに対して、実施箇所については消防名田庄分署や集落の要望等を聞いた上で町での調整、また若狭消防署との調整を図り、計画しているものであるという答弁がありました。 次に、農業用用排水事業で受益者面積が1ヘクタール未満であったことから、本事業から外れた箇所があると聞くが、要件を満たさない老朽化した施設の手当てはどうなるのかという質疑がありました。これに対して、1ヘクタール未満の施設は基本的に町単独事業を利用してもらいたい。10%の受益者負担金を負担してもらうことになるという答弁がありました。 次に、この事業計画では直接農業生産にかかわる事業や集落の活性化につながるような事業は見受けられないが、町民の要望等はどう取り入れ事業を集約してきたのかという質疑がありました。これに対して、事業の計画に当たっては平成23年度に町内の全区を対象にした農業施設のふぐあい調査を実施し、その結果をもとに、以前から出されている各区の要望を再度見直した上で計画した。また、県とも事業内容を相談し、今回の事業計画となったという答弁がありました。 次に、本事業の期間は6カ年であるが、各工事の着手順はどのようになるのかという質疑がありました。これに対して、緊急度の高いところや老朽化の激しいところ、また事業費が大きく複数年整備を要する事業は、早目に着手したいと考えている。なお、事業実施計画の事業費は概算であるため、年度計画は今後詳細な実施計画を立てていくという答弁がありました。 次に、全体の事業が3億5,000万円で、事業期間は6年間で計画されているが、今後金額の変更は考えられるかという質疑がありました。これに対して、現時点において事業費が概算であるため、金額は変わる可能性はあるが、全体で3億5,000万円を超える考えは持っていないという答弁がありました。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが討論は行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第59号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第59号中山間地域総合整備事業実施計画についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第59号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時08分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第13 議案第60号 特定事業変更契約の締結について(おおい町複合型交流施設整備PFI事業) ○議長(中塚寛君) 日程第13、議案第60号特定事業変更契約の締結について(おおい町複合型交流施設整備PFI事業)を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長小川宗一君。 ◆9番(小川宗一君) ただいま議題となりました議案第60号特定事業変更契約の締結について(おおい町複合型交流施設整備PFI事業)につきまして、産業建設常任委員長会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る9月4日に当産業建設常任委員会に付託され、9月6日に所管課から詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、今回、価格指数が95.3%から91.1%に下がったことにより契約金が下がったが、更に価格指数が3%下がるとどうなるのかという質疑がありました。これに対して、今回の変更契約が承認されますと91.1%が基準となり、絶対値で3%の増減があった場合に、物価指数の見直しにより価格の変更を行うという答弁がありました。 次に、2012年4月の時点で既に価格指数が3%下がっており、今回それよりも下がった数値の2013年5月の指数で計算しているが、どちらの時点で変更したほうが得になるのかという質疑がありました。これに対して、物価変動は一時的なものか、またその傾向が続くものかどうかを見きわめる必要があり、契約では絶対値が3%増減したことで直ちに契約を変更するとはなっておらず、協議に入るという規定になっている。また、価格指数は直近の指数を使用することから、数値の下がり幅は大きいが、どちらの時点の数値が得か損かは一概には言えないという答弁がありました。 次に、低い数値を基準値にしてしまうと物価が上がった場合は負担額が上がることにはならないのかという質疑がありました。これに対して、契約は未払い分について計算することから、なるべく早い時期に減額したほうが有利になるという答弁がありました。 次に、今回は価格指数の見直しで、基準を95.3から91.1%に変更し、その差の4.2%で計算された変更金額を示されたものと理解してよいのかという質疑がありました。これに対して、物価指数の差し引きは4.2%であるが、絶対値は91.1と95.3との割合で4.4%となり、この4.4%で計算しているという答弁がありました。 次に、契約を変更することによって会社の決算内容は変わってくるのかという質疑がありました。これに対して、営業努力を行いながら、新たな委託料で運営できるよう協議はできているという答弁がありました。 次に、会社が多くの利益を上げるようになった場合の条項等の変更はあるのかという質疑がありました。これ対して、PFI方式は施設の建設費と15年間の基準で定めた委託料を使い運営するもので、黒字経営になっても赤字経営になっても委託料を変更するものではないという答弁がありました。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが討論は行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第60号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議案第60号について討論の通告がありますので、発言を許可します。 最初に、猿橋巧君。 ◆14番(猿橋巧君) 議案第60号特定事業変更契約の締結について、反対の立場で討論を行います。 おおい町複合型交流施設整備事業PFI事業において、今後7,376万7,576円が、物価変動に伴うホテル等の維持管理費サービス対価が3%低下したための対応であります。今年単年度と、この低下による10年分の減額で本町にメリットが発生しているとの見方もあります。しかし、そもそもこの事業は多額の町費投入と将来における本町の財政運営に不安と支障を来す事業ではないでしょうか。 15年間の事業契約内残年期間は10年、このうちの物価変動は未知数であります。金利上昇とあわせて消費税率の引き上げ問題も控えています。これら財源問題の不安定要素を持つ事業とあわせて、ホテル等の経営もこの4年間の平均稼働率30%台に見られるように、経営も平成35年以降の赤字経営などの採算性から見ると経営の継続は不透明と言わざるを得ません。 町民の声として、原発予算による箱物施設の将来税金投入の危険性を持つものではないのかという不安にあらわれるように、決してバラ色を示す事業ではないと指摘せざるを得ないのであります。 以上の反対理由により、この事業変更契約について反対討論といたします。 ○議長(中塚寛君) 次に、猿橋啓一君。 猿橋君。 ◆4番(猿橋啓一君) 議案第60号特定事業変更契約の締結について、賛成の立場で討論を行います。 本案は、平成19年9月27日に締結されたおおい町複合型交流施設整備事業PFI事業の契約につきまして、変更するものであります。 今回の変更契約内容は、物価変動に伴う維持管理運営費に係るサービス対価の変更でありまして、改定時の絶対値が3%を超える場合に実施するものであり、適正な変更契約であります。 議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中塚寛君) ほかに討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) これで討論を終わります。 これより議案第60号特定事業変更契約の締結について(おおい町複合型交流施設整備PFI事業)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第60号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 12-1 午前11時19分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第14 議案第61号 工事請負契約の締結について(庁舎非常用自家発電機更新工事) ○議長(中塚寛君) 日程第14、議案第61号工事請負契約の締結について(庁舎非常用自家発電機更新工事)を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長古石實君。 ◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第61号工事請負契約の締結について(庁舎非常用自家発電機更新工事)につきまして、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る9月4日に当総務常任委員会に付託され、9月6日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 それでは、審査経過における質疑並びに答弁の主なものについて御報告いたします。 質疑、既設の発電機は三菱電機製だが、今回の設計で参考としたメーカーは。答弁、ヤンマー製である。 質疑、仕様書では既設発電機は極数が2Pで、今回は4Pとなっている。その違いは。答弁、2Pは回転数が高く、4Pは回転数が低くてよい。 質疑、保守費用は他の平均的な補修費用と比べると妥当なものか。答弁、年1回の起動試験と毎月点検を含め、年80万円としているが、現在の発電機より大型となることから、現行の費用より高くなる。 質疑、新駐輪場9台分は容量として十分か。答弁、役場自転車と来客自転車について対応できると考えている。 質疑、安全性の観点から海抜3.6メートルに設置するとしているが、その根拠は。答弁、県の津波シミュレーションによる浸水時の本郷で50センチと佐分利川堤防高の3.4メートルなどを考慮し、3.6メートルと設定した。 質疑、タンク燃料の補給管理の方法は。答弁、現状では継ぎ足しによる補給を考えている。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが討論は行われませんでしたので、討論を終結して採決を行った結果、議案第61号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第61号工事請負契約の締結について(庁舎非常用自家発電機更新工事)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第61号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時23分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第15 議案第62号 工事請負契約の締結について(道路改良工事(小堀線)) ○議長(中塚寛君) 日程第15、議案第62号工事請負契約の締結について(道路改良工事(小堀線))を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長小川宗一君。 ◆9番(小川宗一君) ただいま議題となりました議案第62号工事請負契約の締結について(道路改良工事(小堀線))につきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る9月4日に当産業建設常任委員会に付託され、9月6日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、施工に当たっては特殊工法であるオープンシールド工法で実施するとのことであるが、十分な経験がある業者が実施するのか、また前例のある工法なのかという質疑がありました。これに対して、この工法は特許を持っている施工方法であり、専門の業者が実施する。なお、施工実績は県内での施工例はなく、おおい町が初めてとなる。近年、全国で150カ所程度の施工実績を持っているという答弁がありました。 次に、踏切までの道路改良により道の拡幅はできるが、踏切の拡幅についてはJRとの折衝が進んでいるのかと質疑がありました。これに対して、JRの許可を得ることは難しい現状であるが、尾内の第2踏切の関係もあり、JR金沢といろいろやりとりをしている中で、この小堀の踏切についても根強い努力を続けていくと答弁がありました。 このほか委員外議員から工事施工箇所の両サイドは何軒の家屋があるのか。また、工事で一番心配することは付近にある家屋の地盤沈下や亀裂などであるが、調査はどのようなことをされたのかと質疑がありました。これに対しましては、小堀川沿いには8軒の民家がある。振動や崩壊がネックになることからオープンシールド工法を採用し、両サイドの家屋に影響が出ないよう施工するものである。工事施工に当たっては常に音や振動、擁壁等の動きを観測、調査しながら工事を進める。また、地質調査も一部実施しているという答弁がありました。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第62号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第62号工事請負契約の締結について(道路改良工事(小堀線))を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第62号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時28分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第16 議案第63号 工事請負契約の締結について(橋梁維持補修工事(赤礁橋)) ○議長(中塚寛君) 日程第16、議案第63号工事請負契約の締結について(橋梁維持補修工事(赤礁橋))を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長小川宗一君。 ◆9番(小川宗一君) ただいま議題となりました議案第63号工事請負契約の締結について(橋梁維持補修工事(赤礁橋))について、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る9月4日に当産業建設常任委員会に付託され、9月6日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決といたしたものであります。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、通行するところは木製にするのかという質疑がありました。これに対して、現在は木製ではないが、今回新たに施工するのは木製を予定しているという答弁がありました。 次に、防腐剤塗布による木製も長期利用できるようになってきたが、現場の条件等を考えると木製は厳しいと思うが、検討した上での木製を使用することになったのかという質疑がありました。これに対して、木製とコンクリート製を比較すると耐用年数は若干低くなるが、水はけをよくし安全性を高め、また自然環境にも配慮するため、特殊加工をした木製を利用することにしたという答弁がありました。 次に、委員外議員からひび割れ補修工をすることになっているが、鉄筋が腐食していると大変なことになるが、現行のふぐあいはどの程度のものかという質疑がありました。これに対して、橋台、桁にひびが生じているが、中の鉄筋が腐食するまでには至っていない。このため表面を補修した上で、電気防食工により長寿命化を図りたいという答弁がありました。 次に、この橋に接続している遊歩道の補修整備計画はあるのかという質疑がありました。これに対して、町の中期計画として上げているが、補修するには工法的に難しい部分もあり、もうしばらく時間をいただきたいという答弁がありました。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが討論は行われませんでしたので、討論を終結し採決を行った結果、議案第63号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第63号工事請負契約の締結について(橋梁維持補修工事(赤礁橋))を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第63号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時33分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第17 議案第64号 工事請負契約の締結について(過年発生公共土木施設災害復旧工事(小谷橋)) ○議長(中塚寛君) 日程第17、議案第64号工事請負契約の締結について(過年発生公共土木施設災害復旧工事(小谷橋))を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長小川宗一君。 ◆9番(小川宗一君) ただいま議題となりました議案第64号工事請負契約の締結について(過年発生公共土木施設災害復旧工事(小谷橋))につきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、去る9月4日に当産業建設常任委員会に付託され、9月6日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 この議案に対する質疑の概要を申し上げます。 まず、取りつけ道路の幅員は4.5メートル、橋の幅員が3メートルで取りつけ道路より狭くなっているが、支障はないかという質疑がありました。これに対して、旧小谷橋も3メートルであったこと、また取りつけ部分の4.5メートルは待避所として兼ねており、その先の道路3メートルもあるため、新設する橋についても3メートルで計画したという答弁がありました。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが討論は行われませんでしたので、討論を終結し、採決を行った結果、議案第64号は全会一致をもって可決すべきと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第64号工事請負契約の締結について(過年発生公共土木施設災害復旧工事(小谷橋))を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第64号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時36分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第18 議案第65号 動産の取得について(保健・医療・福祉総合施設診療所等医療情報システム電子カルテ)機器) ○議長(中塚寛君) 日程第18、議案第65号動産の取得について(保健・医療・福祉総合施設診療所等医療情報システム電子カルテ)機器)を議題といたします。 本案について委員長の報告を求めます。 総務常任委員長古石實君。 ◆8番(古石實君) ただいま議題となりました議案第65号動産の取得について(保健・医療・福祉総合施設診療所等医療情報システム電子カルテ)機器)につきまして、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は去る9月4日に当総務常任委員会に付託され、9月6日に所管課からの詳細説明を受け、同日、質疑、討論、採決をいたしたものであります。 それでは、審査経過における質疑並びに答弁の主なものについて御報告いたします。 質疑、財源について説明を求めます。答弁、医療機器の更新に充てる基金を設けており、その基金から65%、残り35%を一般財源から充当する。 質疑、地域の医療機関等との情報のやりとりや互換性、汎用性についてはどうか。答弁、電子カルテシステムの普及率は全国的にも30%程度であり、福井県においても情報のやりとりができるようなシステム構築をしているので、今後のシステム改修の中で検討していきたい。 質疑、機器システムの更新時は休診となるのか。答弁、新しいシステムができるまで現行のシステムを利用し、休診等のないように取り組む。 以上のほか質疑は議案の各般にわたり、極めて熱心に審査が行われ、それぞれ答弁がありました。 こうして質疑を終了し、議案を討論に付しましたが討論は行われませんでしたので、討論を終結して採決を行った結果、議案第65号は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより議案第65号動産の取得について(保健・医療・福祉総合施設診療所等医療情報システム電子カルテ)機器)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第65号は委員長の報告のとおりこれを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。            (可決 13-0 午前11時40分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第19 陳情第5号 「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書採択に関する陳情 △日程第20 陳情第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について ○議長(中塚寛君) 日程第19、陳情第5号「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書採択に関する陳情及び日程第20、陳情第6号地方財政の充実・強化を求める意見書採択についての2件を一括議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 最初に、産業建設常任委員長小川宗一君。 ◆9番(小川宗一君) ただいま議題となりました陳情第5号「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書採択に関する陳情につきまして、産業建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本陳情は、去る9月4日に当産業建設常任委員会に付託され、9月6日に各委員からの意見を聞き、同日、採決をいたしたものであります。 陳情第5号については、全国森林環境税創設促進議員連盟会長板垣一徳からの提出されたもので、自然災害などの脅威から国民の生命、財産を守るための森林、林業、山村対策の抜本的な強化を図ることに加え、二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備、保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、石油・石炭税の税率の特例による税収の一定割合を森林面積に応じて譲与する仕組みの構築を強く求める意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、本陳情の提出者である全国森林環境税創設促進議員連盟におおい町議会も加盟しており、また昨年も同様の意見書を提出しているが、何ら環境の変化もあらわれていないことから採択べきとの意見が多くありました。 そこで、本陳情について採択すべきか採決いたしましたところ、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) 次に、総務常任委員長古石實君。 ◆8番(古石實君) ただいま議題となりました陳情第6号地方財政の充実・強化を求める意見書採択についてにつきまして、総務常任委員会おける審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本陳情は、去る9月4日に当総務常任委員会に付託され、9月6日に各委員からの意見を聞き、同日、採決をいたしたものであります。 陳情第6号地方財政の充実・強化を求める意見書採択についてにつきましては、自治労福井県本部執行委員長見世重毅から提出されたもので、公共サービスの質の確保と地方自治体の安定的な行政運営を実現するため、2014年度の地方財政計画、地方交付税総額の拡大に向けた対策を求めるため、政府関係機関などに対して意見書を提出してもらいたいという内容のものであります。 委員会では、昨今の経済情勢や地方財政状況等を考えると陳情の趣旨については大いに理解できるとの意見が多くある中、一部内容において不明朗なところがあるとの発言があり、陳情元に真意を確認したところ、委員全員が理解できる回答を得たものであります。 そこで、本陳情について採択すべきか採決いたしましたところ、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(中塚寛君) これをもって委員長の報告を終わります。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 質疑なしと認めます。 これより討論入ります。 討論ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これより陳情第5号「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書採択に関する陳情の件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第5号は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり採択とすることに決定いたしました。            (採択 13-0 午前11時47分) ○議長(中塚寛君) 次に、陳情第6号地方財政の充実・強化を求める意見書採択についての件を起立により採決いたします。 この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第6号は委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本陳情は委員長の報告のとおり採択とすることに決定いたしました。            (採択 13-0 午前11時47分) ○議長(中塚寛君) この際、暫時休憩します。            午前11時47分 休憩            午前11時48分 再開 ○議長(中塚寛君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に総務常任委員会、産業建設常任委員会及び松井榮治外12人から意見書案が提出されております。 これらを日程に追加し、追加日程第1、第2及び第3として議題とすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 異議なしと認めます。よって、発委第4号「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書について、発委第5号地方財政の充実・強化を求める意見書について、発議第1号道州制導入に断固反対する意見書についての3議案を日程に追加し、追加日程第1、第2及び第3として議題とすることに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~追加日程第1 発委第4号 「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書について △追加日程第2 発委第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書について △追加日程第3 発議第1号 道州制導入に断固反対する意見書について ○議長(中塚寛君) 追加日程第1、発委第4号「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書についてから追加日程第3、発議第1号道州制導入に断固反対する意見書についてまでの3議案を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 最初に、小川宗一君。 ◆9番(小川宗一君) ただいま上程されました発委4号「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書についての提案理由を説明いたします。 地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、我が国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林の持つ地球温暖化の防止や国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など、森林の公益的機能に対する国民の関心と期待は大きくなっています。 また、我が国は平成25年度以降においても京都議定書目標達成計画に掲げられたもの(第1約束期間における温室効果ガス排出削減義務の6%のうち、3.8%を森林吸収源で確保)と同等以上の取り組みを推進することとしています。 このような経緯も踏まえ、地球温暖化対策のための石油・石炭税の税率の特例措置が平成24年10月に導入されましたが、使途はCO2排出抑制対策に対する限定されており、森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保については、早急に総合的な検討を行うとの方針にとまっています。 もとより、地球温暖化防止をより確実するためには森林の整備、保全等の森林吸収源対策や豊富の自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを山村地域の市町村が主体的、総合的に実施することが不可欠であります。 しかしながら、これらの市町村では木材価格の暴落、低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など、厳しい情勢にあり、その結果、山そのものが荒廃し、自然災害等の脅威に国民の生命、財産がおかされるといった事態が生じています。 これを再生させることとともに、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための恒久的、安定的な財源確保を講ずることを求めるために、地方自治法99条の規定により当該意見書を政府関係機関に対し提出しようとするものであります。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(中塚寛君) 次に、古石實君。 ◆8番(古石實君) ただいま上程されました発委第5号地方財政の充実・強化を求める意見書についての提案理由を説明いたします。 2013年度の地方財政計画において、政府は国の政策目的の実現のために地方公務員の臨時給与減額に係る地方交付税減額を推し進めました。このことは、地方財政制度の根幹を揺るがすものであり、憲法が保障する地方自治の本旨から見て容認できるものではありません。 地方交付税は地方の固有財源であり、地方交付税法第1条に規定する地方団体の独立性の強化、地方行政の計画的な運営に資するものでなければなりません。この法の目的を実現するため、地方財政計画、地方交付税については、国の政策方針のもとに一方的に決するべきではなく、国と地方の十分な協議を保障した上で、そのあり方や総額について決定する必要があります。 更に、被災地の復興、子育て、医療、介護などの社会保障、環境対策など、地方自治体が担う役割は増大しており、地域の財政需要を的確に見積もり、これに見合う地方交付税総額を確保する必要があります。 以上のことから公共サービスの質の確保と地方自治体の安定的な行政運営を実現するため、2014年度の地方財政計画、地方交付税総額の拡大に向けて対策を求めるため、地方自治法第99条の規定により、当該意見書を政府関係機関に対して提出しようとするものであります。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(中塚寛君) 次に、松井榮治君。 ◆12番(松井榮治君) ただいま上程されました発議第1号道州制導入に断固反対する意見書についての提案理由を説明いたします。 我々町村議会は、平成20年以来、町村議会議長全国大会において、その総意により住民自治の推進に逆行する道州制は行わないことを決定し、本年4月15日には、全国町村議会議長会が、町村や国民に対して丁寧な説明や真摯な議論もないまま、道州制の導入は決定したかのごとき法案が提出されようとしていることは、まことに遺憾であるとする緊急声明を行いました。 更に、7月18日には道州制は絶対に導入しないこととする要望を決定し、政府、国会に対し、要請してきたところです。 しかしながら、与党においては道州制導入を目指す法案の国会への提出の動きが依然として見られ、また野党の一部においては既に道州制への移行のための改革基本法案を第183回国会へ提出し、衆議院内閣委員会において閉会中審査となっているなど、我々の要請を無視するかの動きを見せています。 これらの法案は、道州制導入後の国の具体的な形を示さないまま、期限を区切った導入ありきの内容となっており、事務権限の受け皿という名目のもと、ほとんどの町村においては事実上の合併を余儀なくされるおそれが高い上、道州はもとより再編された基礎自治体は、現在の市町村や都道府県に比べ、住民と行政との距離が格段に遠くなり、住民自治が衰退してしまうことは明らかです。 町村は、これまで町民の生活を支えるため、食料供給、水源涵養、国土保全に努め、伝統、文化を守り、自然を生かした地場産業を創出し、住民とともに個性あるまちづくりを進めてきました。それにもかかわらず、効率性や経済性を優先し、地域の伝統や文化、郷土意識を無視してつくり上げる大規模な団体は、住民を置き去りにするものであり、到底地方自治体と呼べるものではありません。 多様な自治体の存在を認め、個々の自治体の活力を高めることが、ひいては全体としての国力の増強につながるものであると確信しています。 以上のことから道州制の導入に反対するため、地方自治法第99条の規定により当該意見書を政府関係機関に対して提出しようとするものであります。 以上、提案理由の説明といたします。 ○議長(中塚寛君) これをもって提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 本案は質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 異議なしと認めます。よって、本案は質疑、討論を省略することに決定いたしました。 これより発委第4号「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保」のための意見書についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。            (可決 13-0 午後0時01分) ○議長(中塚寛君) 次に、発委第5号地方財政の充実・強化を求める意見書についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。            (可決 13-0 午後0時02分) ○議長(中塚寛君) 次に、発議第1号道州制導入に断固反対する意見書についてを起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(中塚寛君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。            (可決 13-0 午後0時02分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第21 議員派遣報告および議員派遣 ○議長(中塚寛君) 日程第21、議員派遣報告および議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本件については、お手元に配付したとおり報告し、また派遣することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中塚寛君) 異議なしと認めます。よって、本件についてはお手元に配付したとおり報告し、また派遣することに決定いたしました。 これで本日の日程は全て終了しました。 この際、町長から発言を求められておりますので、これを許可します。 時岡町長。 ◎町長(時岡忍君) 9月4日に開会いたしました本定例会におきまして、慎重なる御審議と各案件の議決をいただき、厚くお礼を申し上げます。 また、台風18号による災害の復旧に当たりましては、全力で取り組んでまいる所存でございますので、御理解、御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。 議員におかれましては、今後ともおおい町の発展のためにいろいろとお力添えをいただきますようお願いを申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中塚寛君) 会議を閉じます。 これをもって平成25年第6回おおい町議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。            午後0時04分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。            おおい町議会議長  中塚 寛               〃  議員  猿橋 巧               〃  議員  尾谷和枝...